大手企業や、チェーン店に対抗して、値引き合戦をすると最終的に資金力の勝負になります。たとえ、オーナー自身が自分の人件費を削減しても、極めて厳しい戦いになります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
対策は1つしかないと、私たちは考えています。
それは、、、
『価格決定権をもつ大手企業と同じマーケットで戦わない』
ことです。
値引き合戦は、大手企業やチェーン店が、「自分たちが勝つために考えた戦略」です。ここで勝負していては、個人店は勝ち目がありません。
なので、これからの個人店は、大手企業やチェーン店とは真逆の「高い値段で、少数のお客様を相手にする」ビジネスモデルで勝負することが求められると思います。

こういうお話をすると、
『それだったら、うちのお店も「カット+カラー」は、チェーン店より高い料金にしているし、技術でもチェーン店には負けていない。』
というご意見をいただきます。
しかし、私たちが考える「高い料金」は、チェーン店とは比較にならない料金のことです。

例えるなら、高級寿司店のような料金です。
大手の回転寿司チェーンが、1皿100円で提供しているのに対して、1貫、1000円で提供している高級寿司店のようなイメージです。10倍くらい高い料金のことです。
ここまで料金に差があると、対象としているお客様がそもそも違います。その為、たとえ回転寿司チェーン店が、「1皿90円キャンペーン」のような値引きを繰り広げても、高級寿司店は経営にほとんど影響がありません。
しかし、こういうお話をすると、
『いやいや、うちは、「カット+カラー」で、今の値段の10倍なんて設定できない。そんなことしたら、お客様が来なくなっちゃうよ。』
と思われるかもしれません。
確かに、その通りだと思います。
「カット+カラー」(他のメニューも)の相場料金は地域によって多少の差はありますが、おおよその料金は決まっているのが現状です。テレビに登場するようなカリスマ美容師さんでもない限り、10倍の料金を設定するのは難しいかもしれません。
しかし、今までにないメニューの場合はどうでしょうか?
カットでもない、カラーでもない、パーマでもない、縮毛矯正でもない、今までにないメニューであれば、相場料金がありません。その為、料金は自分たちで決めることができます。
でも、そんなメニューはあるのでしょうか?
実は、それが私たちが開発した「リファイニング」なんです。